Challenge
Sentinel Hydrosolutionsは、水漏れ検出デバイスへのインターフェースとして機能するWebアプリケーションを持っていました。そのアプリケーションで使用していたサードベンダのソフトウェアがデバイスとの通信部分の仕様を変更したことにより、IoTデバイスとの通信部分に変更が必要になりました。また、Sentinel Hydrosolutionsは、IoTデバイスユーザの履歴データを必要としていましたが、そのデータを収集する手段を持っていませんでした。
Our Solution
この問題を解決するために、Calance は IoT デバイスのゲートウェイとして機能するAPI と Web アプリケーションを構築しました。IoT デバイスは、定期的に API と通信し、データをアップロードします。Web アプリケーションは、ユーザーの次のような IoT デバイスに関連する操作の実行をサポートするアプリケーションです。
- デバイスの登録/アカウントの作成
- 登録されている各デバイスの現在のデバイスデータを表示する
- デバイスから水漏れが報告された場合に電子メールまたはオプションのSMSメッセージを受信する
- デバイスにコマンドを送信する
- アラームのクリア
- 特定のデバイスパラメータを変更する
- リモートで水を遮断する
APIは1日に600,000以上のアップロードデータを受信し、今後はさらなる増加が予想されています。Web アプリケーションは、Rapid Application Development (RAD) フレームワークを使用して構築されました。Sentinel Hydrosolutionsは、開発の過程でアプリケーションのさまざまな動作バリエーションをテストすることができました。RAD は、お客様がハイレベルのビジョンしか持っておらず、一部の詳細が明確ではない新しいアプリケーションで特に有効なフレームワークです。Webアプリケーションは、MVC.Net、AngularJS、およびBootStrapを使用して作成され、APIはMVC.Net APIプロジェクトとして作成されました。ホスティングにおいては、当社 はAWS EC2 インスタンスの設定を支援しました。また、Amazonから入手したネットワークソフトウェアとツールを使用してシステムを保守および監視しています。
Results
Sentinel Hydrosolutionsは、アプリケーションを非常に短時間でリリースすることができました。CalanceとSentinel Hydrosolutionsは、システムを継続的に改善することでパートナーシップを強化してきました。これは、お客様のニーズを十分に分析するCalanceの強みによるものです。当社では、クライアントから仕様を受け取るだけでなく、お客様の隠れた要望を理解できるまでお客様と議論を繰り返すことでより深い分析を行います。