Challenge
Aegionは大規模な事業拡大を進めており、より多くのプロジェクトを管理し、プロジェクトポートフォリオの多様性を高めるシステムを必要としていました。急激な事業拡張により、Aegionはプロジェクト管理システムの性能向上、重複排除と一貫性向上の必要性が増してきました。カギとなるのは、Primavera Contract Management(PCM)、Primavera P6、Oracle JD Edwards(JDE)、Oracle CRMなどの主要テクノロジーの統合でした。このためには、オンデマンドの統合システムを作る必要がありました。
Our Solution
2012年にセントルイスにあるAegionの本社を訪問し、CalanceチームはAegionのニーズとプロジェクトの管理に関する懸念について議論しました。その結果、非常に柔軟性の高いDimension Integration Frameworkを使うことで、PrimateeraやJD Edwardsなどの間の既存の統合アプリケーションを再利用するだけでなく、Aegionのカスタムデータベースなどの新しいシステムとの統合も迅速にできることがわかりました。CalanceはDimension Integration Framework上でOracle CRM On Demand、JDE、Primavera P6、PCM、Aegionのカスタムデータベースの5つのシステムにわたってプロジェクトデータとプロセスを連携するアプリケーションを構築しました。コロラド州ボルダーのCalanceチームとAegionのカウンターパートで毎日コミュニケーションをとることにより、プロジェクトは軌道にのっていきました。
Results
新しいアプリケーションにより、Aegionはプロジェクトパイプラインを一貫して効率的に管理しながら、ビジネス拡大を続けることができます。Calanceの助けがなければ、Aegionは多数のプロジェクトを手作業で管理する必要があったでしょう。システムを統合することで、Aegionは人為的ミスにより発生したであろうコストと遅延を削減できました。さらに、Dimension Integration Frameworkの柔軟性により、PrimaveraとJD Edwardsの将来的なアップグレードが統合システムによる制限を受けずに実施できます。
“Calanceの統合ソリューションは、ERPプラットフォームとPrimateraプラットフォーム全体でプロジェクト管理と運用をシームレスに結びつけることを実現しました。”
– Thys Lourens CIO, Aegion