Massport は、PMWeb と PeopleSoft 内のプロジェクトにデータを手動で入力していました。システムに入力するときにデータが同期されておらず、財務情報とベンダー情報に不一致が生じました。Massportは2つのシステム間でデータをシームレスに統合するソリューションを持つベンダを探す必要がありました。Massportは当初カスタム統合プロジェクトを立ち上げましたが、リソースの問題などにより成功しませんでした。そこでMassportはCalanceのSaaSソリューションに注目しました。
Massportのニーズを知った後、Calanceはクラウドベースのソリューションの実装を開始しました。Calanceのソリューションは、PMWebとPeopleSoftの間の事前定義済み構成を利用して、Massportのデータを複数のアプリケーション間でリンクします。Massport は、次の統合ポイントを実装することを選択しました。
これらの統合プロセスは Massport 用に構成され、厳密にテストされました。この統合により、150以上のプロジェクトとその財務データがPeopleSoftと同期されました。Dimensionにより、Procore を使用するプロジェクトマネージャは、管理しているプロジェクトに関連するすべてのコストの完全かつ最新のビューを取得できます。また、すべての情報を見られるワンストップチャネルを実装したため、複数システムにログインする必要がなくなりました。この統合により、手動入力の必要性がなくなり、ほぼリアルタイムでデータが同期されるため、業務効率が向上しました。さらに、Calanceの「As a Service」アプローチにより、基礎となるPMWeb APIとPeopleSoftコンポーネントインターフェイスに変更があっても、さまざまな統合フローが変更に合わせて自動的に更新されます。Massportは「Calanceはものすごい速さで物事を理解してくれた。100%の指示を出さなくてもこちらの意図を汲んで作業してくれるソフトウェアエンジニアは稀なので、非常に満足しました」とコメントしています。
Massportはこの統合からすぐにメリットを得ることができました。Calanceとのパートナーシップについて、Massportは「このパートナーシップは本当にすばらしかった。Calanceは辛抱強く取り組み、私たちのどのような無理な要求にも素晴らしく対応してくれました。」と述べています。Massportはまた、複数システムではなく一度だけ情報を入力するだけで済むため、作業効率が向上しました。データが自動で同期・検証されるため、承認プロセスの速度が向上し、単純作業が削減されました。