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DevOps活用によるDisaster Recoveryサイト構築

同様の課題を抱えているお客様、ご相談ください

Overview

クボタトラクターは、米国で最大のトラクターおよび農機具メーカーの1つです。クボタは、小型から大型のトラクターまで、さまざまな用途やサイズの幅広い製品群を提供しています。クボタのトラクター製品は、よりよく耕作などの畑仕事ができるよう最適化されています。クボタの製品はその高い性能と信頼性によって世界で高い評価を得ています。

Challenges

資金調達モジュールは、トラクターの資金調達のための見積もりを提供するためのアプリケーションで、サードベンダーにより開発されていました。RPOを5分以内に抑えるために、プライマリ・データ・センターがオフラインになった場合に稼働するDRサイトの構築プロジェクトが立ち上がりました。DRサイトのコストをできるだけ低く抑えることも大きな課題の1つでした。またアプリケーション側の制約で、DRサイトのデータベース・サーバーの IP アドレスをプライマリサイトと同じにする必要も生じました

Our Solution

AWS クラウドを活用してDRサイトを作成し、AWS 内の VPC (Virtual Private Cloud)への VPN トンネルを設定しました。データベースサーバーについては、IPTABLESを使ってNAT機能やQoS(mangleテーブル)などの機能を活用し、プライマリデータベースとAWS上のDRデータベースの 通信用ネットワークを設定しました。このアーキテクチャでは、Microsoft SQL レプリケーション技術を活用しています。アプリケーションサーバーについては、最新のビルドがアーティファクトリポジトリにアップロードされると自動でコードを取得するよう設定しました。また、オープンソースのAnsibleを使用して災害時の切り替え自動化スクリプトを作成しました。このスクリプトにより、DRサイトへの切り替えを5分以内に行うことができるようになりました。

Results

復旧時間の短いDRサイトを持つという要件は、重要なシステムでよく聞かれる要件ですが、費用対効果が低いため、既製のソリューションを使用してこれを実装することは困難です。IPTABLESやAnsibleのようなLinux標準のオープンソース技術を活用することによって、低コストですべてのクライアント要件を満たすことができました。DRサイトを運用するための総コストは、年間2,000米ドルです。

Tool Set

AWS EC2 - VM Linux routing, AWS – VPC, AWS VPN - On prem to Cloud connectivity